【ネタバレあり】「天気の子」を観た感想(約9000字) 個人的には非常に肯定的な感想、最高だった。



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7月19日に満を持して公開された、新海誠監督最新作「天気の子」。

世間のアニメファンと新海誠ファンに遅れを取らせながら、今更ですが7月の最終日というまるで灼熱地獄の様な暑さの日に観て来ました。

 

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あっ、やっべぇ、間違えた! 「天気の子」ではなく「テンキーの5」の画像でした!w(やりたかっただけ)

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本当の画像はこっちでした!僕が観たのはこの作品です! 失敬失敬...w

 

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スケジュールの都合、観るのが周りより一足も二足も遅れてしまった為、君の名はからゲストキャラ来るよなどの多少のネタバレは喰らった状態で鑑賞しましたw

ただどういう話の流れ、結末かは全く知らず、事前にPVを見て来たり新海監督の発言を小耳に挟んだくらいなので、ナチュラルに観られたかなと思います。

気になった点、ツッコミたい点、語りたい点が山ほどあったので、以下はそれらを語って行きます。

感想やレビューというより、語り合う友達が居ないからただ独り言の如く一方的に作品を語ってるだけの記事だと思って読んで頂けると至極幸いですw

 

※当初の予定より一日記事の完成が遅れてしまいましたw 納期までに記事が完成しなかった無能ライターみたいだね。圭介さんの会社で雇ってもらえそう()

 

 

 

気になった点、ツッコミたい点、語りたい点

・スポンサー企業をこれでもかと随所に捩じ込む、上から言われた事はきちんと守る姿勢

君の名はが大ヒットしたからか、スポンサー企業の数が非常に多い。それで上(P)から言われてたのか、これでもかと言わんばかりにスポンサー企業が至る場面に登場していた。

特に序盤はスポンサー企業ラッシュ。『絶対無理矢理捩じ込んだだろw』と思わざるを得なかった企業が多数。

日清食品のどんべい、漫画喫茶のマンボー、ファミマのファミチキなど。

中でもインパクトが強かったのがバニラw 『バ~ニラ、バニラ、バ~ニラ』と流しながら進むバニラのトラックに、僅か数秒のカットのみの出演ながら思わず笑ってしまった。

ソフトバンクのお父さんがモブとして出演し、天気予報士の石橋さんが声の出演で出られている事は小耳に挟んだが、気付くことは出来なかったw 前者はともかく、後者は東海地方の民にしか分からないネタという...

スポンサーなのか定かではないが、作中に度々出て来たヤフー知恵袋が非常にぞんざいな扱いを受けていたのが面白かった。質問に対する辛辣な回答のリアリティが異常w

リアリティを追求する為ならば何振り構わずスポンサー企業をディスる新海誠監督。そういうの全然嫌いじゃない。うんうん、ヤフー知恵袋とはこんな所だ。

 

 

・初代プリキュアが登場!?&君の名はからのゲストキャラも…!

初代プリキュアキュアブラックキュアホワイトにコスプレしたコスプレイヤーが出て来たものの、姿顔色彩まんま初代プリキュアで思わず吹きそうになったw

思春期の世代向けに作ってると監督は言っていたが、そのネタはその世代のちょっと上の20代に刺さるネタかと...

 

それから、「君の名は」ではその前作に当たる「言の葉の庭」からヒロインの雪野先生がゲストキャラとして登場していたが、本作では前作に当たる「君の名は」から主人公瀧君とヒロイン三葉がゲストキャラとして登場していた。

瀧君は、「100%の晴れ女」業最後の仕事先のおばあさんの孫としてガッツリ出演し、主人公やヒロインたちとガッツリ会話までしていた。

三葉は、帆高が陽菜にプレゼントする指輪を買う際に、お店の接客の人としてさらっと登場していた。

どちらも君の名はの雪野先生ほど尺が一瞬で分かりにくいという事は無く、君の名はを観た大半の人なら絶対気付くだろうレベルの出演だった。

こうして狂った世界の物語が紡がれている裏で、あれから二人が幸せに暮らしている事を願いつつ...と思いきや、どうやらまだ出会う前の時間軸らしい。帆高と陽菜が出会うのが2021年夏、瀧君と三葉が再会するのが2022年春。

つまり「君の名は」と「天気の子」の世界が同じになってしまった結果、最終的に東京は水没してしまう訳だから…再会するラストが見られないパラレルワールドに突入してしまったという...「君の名は」とは何だったのだろう...

君の名ははとりあえず置いといて、小ネタは一つ一つが丁寧で面白かった。

新海誠作品の過去作からキャラを引っ張り出して新作にゲストとして出して来るという粋な小ネタも、これまでの新海誠作品を観ているからこそ楽しめる、ちょっとコアなネタだと思う。

 

・先輩流石っす

出会いはバスのシーン。小学生なのに女の子をとっかえひっかえして弄ぶヤ〇チン男の子に遭遇するも、実はこれが伏線だった訳で...

その既に将来ろくな男にならなそうな男の子、実はヒロイン・陽菜ちゃんの弟だったのだ。

最初は『東京は怖い所』という印象を植え付ける為の小ネタだと思っていたが、まさか超大切なメインヒロインと血縁関係にある弟だったとは夢にも思わなかった。

が、展開としては非常に良かったのかなと。何やかんや根は絶対優しい奴だし。

また、その弟がたぶらかしていた小学生女子二人の下の名前が、『かな』と『あやね』と、完全に中の人(声優さん)の名前だったw

キャラの名前、絶対演じてるざーさんとあやねるから採られてるよねぇ。

今回も無事ざーさんとあやねると梶さんと平泉さんの声をエンドロールまでに当てられた自称声優ソムリエの僕は、ニヤニヤしながらバスのシーンと児童養護施設のシーンを見ていた。別に幼女を見てニヤニヤしていた訳では無い。

先輩流石っす。

あと、分かる人には分かる小ネタ繋がりで、冴えカノでお馴染みの‘‘あの坂‘‘がただの背景として1カットだけ登場した。都内一の急斜面を誇る坂「のぞき坂」。もしかしたら冴えカノの世界も同じ世界かも知れなくもなくもなくもなくもなくもなくもなくもなくもなくもない。えっ...なくもって何回言った!?

 

 

・意外とそこまで棒読みじゃなかった俳優&女優さんの演技

昨今の作品だと「打上花火、下から見るか?横から見るか?」でメインキャラの役者が棒読み過ぎて全く内容が入って来なかった。それくらい、気持ちの籠っていない棒読み演技というのは物語を把握する上では邪魔であって、作画やシナリオが完璧でも全体の作品のクオリティを落としかねず、特にメインキャラの演技というのは重要なのだ。

今挙げた打上花火以下略は、メインを俳優&女優で並べ、サブを安定の人気声優で囲ってしまった為、それはまあ酷いものだった。メインに声優じゃない人を添えると大体そうなる。

 

が、君の名は以降の新海誠作品は違う。君のはを観ていた時も思ったが、メインの俳優&女優さんの演技にあまり違和感が無い。

今作も正直、メインが全員俳優&女優さんで固められていた為、粗末な演技にならないか心配だったが、案外気にならなかったし、物語に集中する事が出来た。

ただ、声優さんとの掛け合いのシーンでは、やはり声優としてのキャリアの差や演技の差が出てしまい、どうしても棒読み感が浮き彫りになってしまった。

これはもう仕方が無い。だって元々は俳優or女優だから声優では無いもの。

 

一番心配だった夏美役の本田翼は、たまたまPVで抜かれたセリフが一番最悪だっただけだった。何故作中で一番の棒読みだったあのセリフを抜いてPVを作ったのかが未だに至極不思議に思うが、あのドラマでも棒読みクソ演技だった容姿だけの本田翼が、予想していたよりも遥かに棒読みを感じさせない演技をしてくるとは...

おっと失礼。昔ドラマ「恋仲」を何回も観ていた時期があったので、その時に感じた本田翼への鬱憤をここで晴らさせてもらいました。天気の子は心の中まで晴れる...これも陽菜ちゃんのお陰かな。

 

逆に一番演技が上手かったのが、圭介役の小栗旬

事前には『本田翼が棒演技だ』という事しか知らず、今回はキャストも調べず出来るだけ何も知らない状態で観たかった為、圭介役が小栗旬であるという事も知らなかった。

だから、エンドロールが流れるまで、圭介役が小栗旬だという事もつゆ知らず、『なんだこのイケボ...俳優の誰が声を当ててるんだ?』と思いながら鑑賞していた。

全く違和感を感じさせなかったのだから、多分声優さんの演技に一番紛れていたと思う。

 

 

・兎に角可愛い、ヒロインの天野陽菜ちゃん。

ここが一番語りたい、メインヒロイン天野陽菜ちゃんの魅力。

結局作品を観て最終的に残る感想が、(メイン)ヒロインの女の子がめちゃくちゃ可愛かった、という感想。ヒロインが可愛くて最終的に幸せになるのなら、最悪途中のシナリオがクソだったり作画がアレでもそれだけで良いまである。

それほど、僕という人間の根っこの部分はオスであり萌ブタなので、以下陽菜ちゃんについて語って行こう。

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とらドラ」や「あの花」などの多くの感動を送ってくれた名作のキャラデザを務め、「君の名は」から引き続き本作でもキャラデザを務めた田中将賀さんの生み出した陽菜ちゃんが可愛い。これは前提条件。まずその将賀絵と呼ばれるキャラデザの時点で非常に愛らしかったというわけ。

そしていちいち動作が可愛い。

これは原画動画の作画班によるヌルヌル作画のお陰で、カットごとに顔は多少変わってはいたが、年齢相応の女の子らしいモーションがむちゃくちゃ可愛かった。

チャーハンを口に入れた時の笑みは、思わず「守りたい、この笑顔…」と心の中で漏れてしまうほどだった。

またそのシーンから、彼女が料理の出来る実に家庭的で器用な女の子である事が分かる。

出会いのシーンでは、帆高を気遣ってマックバーガーを差し出す姿はまさしく女神であった(帆高から見ても)。優しい。つまり外見だけでなく、内面までもがかわわ。

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マックで会って以来再会するシーンでは、お金が欲しいがため、弟を思うがために売春行為に踏み込もうと、一生に一度の初体験を軽い気持ちで売っちゃおうとする一面が見られ、そこもまた可愛かった。

またそこから帆高に助けられ逃げて、一度は怒ったが何やかんやで結局は助けられて嬉しくもう一度戻って来るシーンも良かった。後に帆高に『その体でそうする気だったのかよ…』とか思われながらまじまじと体を見られ、頬を赤らめ恥ずかしそうな顔をしたのも。やはりヒロインの処女性というのは、アイドルや声優と同様大事だと改めて感じた。

そして帆高が圭介から追い出され、土砂降りの雨が東京に降る中路頭に迷うシーンで、警官に捕まってしまった帆高を助けようと、『今度は私の番…!』と言わんばかりに無能警官に体当たりして、落雷させトラックを爆破し、隙を見て帆高の手を握って引き連れて行くシーンも、帆高と陽菜が再会したシーンの対になって行って凄く良かった。ちゃっかり熱いハグしてたしw

因みに対になっていたのは助ける側と助けられる側だけでなく、天気も再会のシーンは晴れだったが、このシーンでは雨だった。

 

そしてここからが陽菜ちゃんが一番可愛かった、何万もする高級ホテルで帆高と陽菜と先輩の三人で泊まるシーンである。

女の子と密室で一夜を共にする!…それだけでもドキドキ(ヒロインの弟も居た点は非常に残念だったが、まあ仕方が無い)

一緒にお風呂に入るのを匂わす先輩のセリフだったり、同じベットでいざ寝るというシーンはドキドキしたし、風呂上がりのバスタオル姿の陽菜ちゃんはかなりエロかったし、ちゃっかり恋ダンスでお馴染み星野源さんの「恋」をカラオケで歌って歌唱を披露していたのもむちゃくちゃ可愛かった。

ベッドの上で、陽菜が自分が天気を晴らす度に消えかかっている事を帆高に告白し、二人泣きじゃくりながら抱き合ったシーンでは感動。

これがエロゲーなら、そのまま激しくキスを交わし一線を超える所だったんだけど、小学生でも観れる一般向け映画だし、先輩という名のヒロインの弟も横で寝ていたので、良くも悪くも一線を超える事は作中では無かった。

自分がエロ同人誌を描くなら、ここから繋げて熱くも激しい一夜を共にするえっちぃシーンを描くな。妄想は膨らむばかり...

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と、彼女の可愛い点を挙げると枚挙にいとまがないので、一挙手一投足全て、いやもう存在自体が可愛くて尊いという事で、雑だがこの項目はまとめたいと思う。

因みに誰も聞いてないと思うけど、僕はヒロインはスカート派で、帆高の前で初めて気象を晴れにする所を見せるシーンのピンク色のスカートや、最後の制服姿というのは正直来るものがあった。が、キービジュの短パン姿も結構良いなと思った。それだけ。

 

 

・天気の子は年下ヒロインで

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陽菜ちゃんの話繋がりで、ヒロイン・天野陽菜の設定、存在として一番衝撃的だったのが年齢を偽っていたという事。

最初は主人公より二歳年上の18歳だと言い張り、いや容姿からして明らかに18歳には見えないんだけどと思いながら、また新海誠作品お馴染みの年上ヒロインなのねという所で腑に落ちた。君の名はの三葉も結局三歳上と年上ヒロインだったし、監督の性癖なのだろうと。

がしかし、なんともまあ実際には違っていた事が、警察に捕まりパトカーで連行される、それも終盤に差し掛かったシーンで陽菜ちゃんが15歳、つまり帆高より一歳年下の義務教育なうである事が発覚する。

マジかと。新海誠作品で前例のない年下ヒロインじゃねぇかと。

最初は帆高と同じく信じられずにただただ驚いていたが、事実を告げたのが梶さんだったからか警察だったから妙に説得力があったし、それが真実なのだろうと悟った。今回はそういう切り口か...

 

こういう嘘をついていた部分からも彼女の人物像というのが見えて来る。

バイトをしている事も知られてしまってる為、年齢を詐称してバイトをしているという事がバレたくなかった。そして男の子をまだ子供扱いしたり、早く大人になりたいなどと発言していた所から、多分お姉さんぶりたかったしまだ子供だと甘く見られたくなかったのだろう。

女の子ってそういう所あるよね。お母さんが一年前に他界してしまい、お父さんも居なくて、けれど弟が居るから面倒を見なければならない。だからお姉さん、いやお母さんぶりたかったのかなとも思う。責任感というか、そういうのが強いキャラクターだなというのも感じた。

けれど年齢を偽っていたというのは、君の名はの実は入れ替わっていたのは三年前の三葉だった並みにインパクトが強かったw

 

 

・涙腺を突いて来る終盤のシーンと、最高に作品とマッチした素晴らしい曲たち

警察署から脱走し、夏美さんのバイクで無能警官たちから逃走して線路を駆けて、やっとの思いであの廃墟と化したビルに着くが、帆高を咎める圭介。それでも意志は変わらず、屋上へ向かいたいが為に手元にたまたま落ちた例の銃を構える帆高。

そこへ無能警官たちがやって来て帆高を取り押さえると、先ほどまでもう諦めようと言っていた圭介が『帆高に触るなあああ!!!』と声を荒げ、『俺に構わず先に行け!』と言わんばかりに警官に自己犠牲タックルを決める。そして先輩が平泉さん演じる警官を制す。

もうこの時点で、感極まってしまった。夏美さんに圭介に先輩に、みんな帆高の為に自己犠牲にして犯罪紛いの事をしてまで助けてくれる優しい奴らで。

それを思うと、『映画館だから他の人も居るのに泣くな!』と全力で感情と涙を抑えながらも、結局抑え切る事が出来ず涙してしまい、必死にそれを手で拭っていた。

また、人に銃を突き付けたりと、相手がお世話になった命の恩人にも関わらず、犯罪に手を染めてまで彼女に逢いたいというその一心で、主人公・帆高は奮闘し抗っているのだなと思うと、、更に涙が零れて来て胸が締め付けられた。

平泉さん演じる警官が言っていた、そこまでして逢いたい女の子が居るってのは何だか羨ましいな、という発言がフラッシュバックして、そのセリフがここに来て光り輝いたなと思う。

ほんと羨ましいし、史上最高に凶悪な主人公だと思うよw でもヒロインに逢いたいが為に全てを投げ捨てて奮闘するというのは、いつもの新海誠作品の主人公の終盤シーンの在り方であった。でも恋とは正義なのである。

 

そこからのラストスパート。ブーストは更に掛かる。

ここからが本作一番の魅せ場シーンで、帆高が廃墟ビルの屋上に鎮座する小さな鳥居を潜れば、そこはなんと空。

重力に身を任せ空を落ちて行くと、ある積乱雲の上の野原みたいな所に、探していた陽菜ちゃんの存在が。

陽菜ちゃんが帆高に駆け出し、二人両手を合わせ空を落ちて行く。

ここで挿入歌「グランドエスケープ」のサビが流れ始め、段々強くなって行くのだ。

これはズルい。卑怯。

あんなのやられたら泣くしかないやん。思わず鳥肌が立った。いやむしろ僕は帆高と陽菜ちゃんと一緒に空を落ち飛んでいて、刹那だが鳥になっていたと思う。

それくらいに、挿入歌「グランドエスケープ」が素晴らしかったし、あそこでこの曲を流した新海誠監督はズルいし卑怯だし上手いと不覚にも思った。

 

挿入歌、それからBGMに留まらず、また主題歌「愛にできることがまだあるかい」も凄く良かった。

君の名はでも主題歌「前前前世」が見事に作品にマッチしていたし、曲単体としても非常にハマって毎日のように今でも聴いてはいるほどだが、今作も同様。

やはり新海誠の作り出す世界観、物語に、RADWIMPSの曲は凄く合うと思う。親和性が高い。

君の名はが大ヒットしたからまたここで組んだんだろと観る前は思っていたが、それはどうやら誤解だった様だ。

挿入歌は勿論、ちょっとしたBGMまで劇伴は全てRADWIMPSが手掛けているとの事で、もうただただ素晴らしいなと思った。

 

最後、帆高が高校を卒業すると同時に保護観察から解放され、再び東京の地に降り立つ。

そしてあの坂で、高校生になった陽菜ちゃんと出逢い、激しくはしゃぎながら抱き合って終了...と言った、多分新海誠作品では一番の超絶ハッピーエンドで幕が閉じた。

帆高が卒業式の後に告白されそうになるシーンで、告白されてオッケーして違う女性を選ぶ道になったり、東京に行ってからも再会する事が出来ずそのまま二人違う道を歩む事になるのかな...と思うほどバッドエンドを若干匂わされたが、君の名は含む新海誠歴代作の反省を踏まえた上でのハッピーエンドでもあったので、個人的にはかなり肯定的な意見である。

君の名はでは、あのストーリーを観たからこそ主人公とヒロインは同い年にして欲しかったという個人的な要望があったり、タイトル回収して終わったけどその後どうなったのかが気になるからもう少し描いて欲しかった、などの文句じゃないような文句が出て来て残ったし。

バッドエンドにすると反感を買って敵を作ってしまうというのも学んでいるのか、それとも上からのお達しでハッピーエンドにしろと言われたからなのか。現実が最悪だから擬態の幸せで現実から目を背けるために逃げて来たのに、ここでバッドエンドと言う名の現実を突き付けられて終わられるのが嫌で、ハッピーエンドしかあまり望んでいない僕個人に取っては好みの結末だった、という事だ。

やはり最後にはヒロインの笑顔が絶えない超絶幸せなエンドが待ち受けている方が、ある特定の性癖の持ち主以外は誰も損しないし、一般ウケも良いしそれが良いのだ。

 

しかし、「天気の子は王道ではなく、賛否両論ある作品」 と言っていた監督の発言が非常に蟠りとして残っている。

多分『彼女を選んでしまったが為に世界の天候が狂い、東京は水の中に沈んでしまって沢山の人を巻き込んだが、それはいかがなのか』という所だと思う。が、別に彼らは世界が狂おうと反省はしてると思うが、彼女を選んで良かったと思えて後悔はしていないのだろうから、それで良いんじゃないかと僕は思う。

『世界は元々狂っていた』という帆高への救いのセリフもあったし、東京が水の中に沈んだというのもそれは彼らと作品が決めたシュタインズ・ゲートの選択なのだから。

僕はこの辺りはあまり気にならなったが、気になった人が首を傾げ訝しく思い、少々否定的な意見を述べているらしい。別に感じ方考え方は人それぞれなのだから、それらの意見を卑下する事は絶対にしないが、共感したり理解する事も絶対に無いのだと思う...

個人的にはそこまで狂ってるようにはこのラスト、作品全体には感じなかった。

 

 

なんやかんや感想をまとめると

家出で田舎の島から東京に船で出て来て、本作の物語みたく住み込み就職先が見つかり運命の女の子と出会って...そんな上手い話なんて無いだろと思いながらも、「まあフィクションだしな」の一言で片付いてしまういつもの優しい世界。ここはアニメの世界。もうそんなの慣れた。いつだって現実は残酷なのだから。

 

現実世界に少量のSF要素と多量のファンタジー要素を混ぜ合わせた世界の、サラリーマンや若者が行き交う都市部を舞台にして、個性豊かで優しさに溢れたキャラクターに囲まれて、主人公とヒロインが世界を賭けた壮大な恋をする。

それが、超絶ヌルヌル作画と、現実よりリアルなアニメ界では最高峰に綺麗で美しい背景と、洗練された丁寧な脚本で紡がれ、最後にはちょっとバッドエンドも匂わす……と言った、新海誠作品の真髄の部分はやはり変わらず安心したし、そんな長いこと新海誠作品を観て来た訳でも無いのに「これだよこれ」と思った。

言の葉の庭」で磨かれた素晴らしい雨の描写とや光の描写も色褪せず、むしろ生かされていて。

君の名はが大ヒットしたからか、更にファンタジー色が深まり、話もそこまで重くならず、そしてヒロインが年下だったという点はいつもの新海誠とはちょっと違くて新鮮味があった。

けれど、それらも商業的に大成功する為に加えた要素だったのかなと思われる。年下ヒロインの件は多分気まぐれだろう…

もう雲の向こう約束の場所みたなSF寄りの作品は来ないのかしら? 個人的には言の葉の庭みたいな重く儚い感じも好きだけど。

劇中でかかった曲も、RADWIMPSが前作君の名はより更に密に制作に関わっているからか、前作以上に綺麗に作品にハマった良い曲に仕上がっていると感じた。本当に彼らはロックバンドなのだろうか…?w

ここまで曲が映像に合った作品というのも珍しいと思う。

 

 君の名はの大成功で無駄に次回作のハードルと期待値が上がってしまい、その次回作も沢山の人と金が注ぎ込まれ沢山のスポンサー企業が付き、圧が凄かっただろうにも関わらず、君の名はに負けないほどのクオリティと完成度を誇る素晴らしい作品をきちんと収めてきた。

それを思うと、新海誠監督は天才だと大袈裟に持ち上げられているように感じていた捉え方も、ああそうなのかもな、こりゃ天才だわと思わざるを得なくなる。

また更に次回作の期待値が高まってしまうw

 

そして、普段何気ない気持ちで見上げる空や、降るとどんよりとした気持ちになるような雨も、また見方や感じ方がが変わって来る。

泣いた。控えめに言って最高だった。

陽菜ちゃんめちゃくそ可愛い。ゲシュタルト崩壊しそう。

個人的には非常に肯定的な感想である。

何故もっと早く観れなかったのだろう...と周りより遅くなってしまった事に後悔の念を抱いた。

監督が、主に思春期の子たちに向けて作ったと言ってるので、絶賛学生なうでいつまでも思春期な僕には通りで刺さる訳だ。

 

 

観終わった後には、感動と余韻に浸ったその勢いでB2ポスターを購入してしまったぞ!

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これで税込650円は安い。本当はサントラCDも買いたかったけど、映画代込みで既に2000円近くの出費だった為諦めることにした。

ほんと学生は金銭的な問題という名の壁にぶち当たりがち...僕も「(多分)100%の晴れ男」業始めよっかなぁ... 

 

それでは!

ねぇ、今から晴れるよ。

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ソフトバンク×天気の子のCM】

www.youtube.com

めっちゃ陽菜ちゃんが可愛いから見てない奴は見ろ!

へぇ~、こういう子が好きなんだ~( ^V^ )

新海誠作品の感想記事】

tayusuto41hekuro.hatenablog.com

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